アイスランドの旅

 同じもの 載せて周る ターンテーブル 我がスーツケース どこを迷うか


スーツケース 2枚の紙に化け AM3時 タクシー探す 白夜の Air Port


ギャオと呼ぶ 地球(ほし)の裂け目に 立つここは 四次元の深海 竜宮の庭か

ギャオ

産まれた手の水


Y大陸と 北米を往来しおりギャオという名の特別の場所

 

異国の街 歩いてふいに 睡魔がおそう 時刻むからだ 日本のままで

アイスランド

火の国の 氷河に降りしVolcanic Ashes(火山灰) 薄墨に溶けてデテイフォスの滝

アイスランド デティホスの滝

 

 

広島の赤い川

 広島に赤い川が流れる。
赤いTシャツと赤い帽子に応援グッツを抱えた群衆が、川のようにスタジアムに向けて流れる。広島駅からマツダスタジアムまで800mのカープロードのことだ。

 広島駅に乗り入れるローカル線からも新幹線からも、赤い人並みがぞろぞろと現れ大きな流れに吸い込まれてゆく。駅近くのジムに出向く私もこの川の流れにのり、お祭りのようにウキウキするのである。試合当日の数時間前に露店が並ぶ。「缶ビール ハンガク! カラアゲ弁当ハンガク!」と叫ぶ売り手の声の主も、赤い半纏だ。

ジムのロビーでの会話
「カープが負けると主人の機嫌が悪くて・・困るのよ」と嘆くご婦人。
「どうなっている?」これは、試合の点数のことらしい。見知らぬ人も「〇対〇で勝っているよ」と教えあう。なんとも、ほほえましい光景だ。

序盤、リーグ三連覇のカープが5連敗した。その頃、あるカープ女子は「ストレスで夜眠れない。それで持病が悪化した」と嘆く。
なんと、ありがたいフアンであろう。

 私は、TVの解説を聞いて選手の個性や人となりを知り、面白さを知った。どの選手がどのような状況で投げて、守って、打ったのかに興味がある。3万3千人の観客、9回裏2アウト満塁フルカウントで、次の一球! 手に汗握る場面だ。TV画面はピッチャーの表情をアップで映す、次にバッターの表情に画面が変わる。各選手の心理状態を憶測する、こんなスリリングな場面は、他ではなかなか味わえない。

 リーグ優勝の経済効果は、350億円という。カープフアンのストレス発散に大きな役目をはたしているのは事実だ。


かくいう私は、まだMAZDA ZOOM-ZOOMスタジアムに一度も出向いていない。球場での応援の仕方を知らない。応援中なんども繰り返すスクワット、フウセンの飛ばし方しかり。球場では「迫力が違うわよ」と友人が言う。TVの前でキャーとかワーオと叫んでいる、半端なカープ女子である。

宮古島 その4 通り池

下地島にある黒い池鍾乳洞の天井が陥没して大きな穴になったという、二つの黒い穴は、海中でつながっており外洋にも通じているらしい。
水深によって大きく水温が変化するといい、多種多様な生き物がいることからダイビングのポイントにもなっていると聞く。

翌日、レンタカーを借りて出かけた。



ANAの機体が島を離れた。今日になって天気が快晴。海と空とうつくしい。

 

宮古島 その3 島尻マングローブ林

宮古島に10年ぶりに会う友人を訪ねた。アイルランドのアドベンチャーツアーに参加していた新婚カップルである。この島を訪ねたいと思ったのは彼らとの再会の約束があったからだ。塩尻のマングローブ林に案内してくれた。

ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシは、マングローブの種類のこと。

海水と淡水のきれいなところを好む、強い塩分を一枚の葉が犠牲になり吸い取り、やがて落ちる。

マングローブを好むマナティが住むフロリダの海。

宮古島 その2 伊良部大橋

天気予報の画面に現れない島、本州では、那覇として一括りされている。すでに梅雨に入っていた。東洋一のサンゴ礁の海岸で、シュノーケル・スキューバーダイブ、などを予定していたが、無理だった。うつくしい海岸線は見るだけ。予定はしていたが私は年齢制限で無理。

宮古島全景

伊良部大橋がPRされていた。愚息にドライブさせてみたい。

伊良部大橋

 

ツアーバスで島全体をひとめぐり。

山もなく川もないサンゴ礁が隆起してできた宮古島には、高い建物はホテルだけ。

樹木の中に、台風の影響を考えて造られた、赤い琉球瓦の民家がある。確か、石垣島や竹富島で出会った屋根である。

広大なサトウキビの畑が、「ザワワ~ザワワ~」と揺れる。サトウキビ

サトウキビ刈り取り機

サトウキビの生しぼりたてジュースを飲んだ。少し青臭いがまさに生砂糖である。血糖を安定させるらしい。

サトウキビ生ジュース

宮古島 その1

 着陸態勢になった。窓の外に流れる雲の動きが速い。機長から「気流の悪いところを通過しています。シートベルトを締めてください」とアナウンス。雲の中をゆっさゆっさ、横揺れがしていた。とつぜんモニターの眼前に滑走路があらわれた、同時に「ガグッン」と衝撃があって、宮古空港にランディングした。

北緯24度、東シナ海の島は亜熱帯海洋性気候である。気温29度、生ぬるい空気で上着を脱いだ。ふと、どこかでかいだ香りがよぎる。パラオ・サイパン、南国の香りだ。

宮古島空港

ハイビスカス・ブーゲンビリア花や葉の大きさがこの島の気候を語る。

ばなな

パパイヤ

マンゴ

スリランカ シギリヤ・レディ 

岩山に絶世の美女がいるという。その名は、シギリヤ・レディ。1500を経て、この世界遺産は、多くの観光客を呼び寄せている。

骨肉の争いの宮殿跡

緑の原野の岩山に、要塞のような王宮が残されていた。5世紀にシンハラ王朝の王位を巡り、兄弟があらそったという。平民の女性との間に生まれた長男カーシャバと、王族女性との間に生まれた次男モッガラーナがいた。長男は王位が欲しくて父親を殺害してしまう。弟の反撃を恐れた新王カーシャバが、地上180mの岩山に築いたのが難攻不落の宮殿に描かれた、壁画の事である。

11年後、王は、インドから軍を率いてきた弟との戦いに敗れ自害したという。後に宮殿は仏教僧に寄進された。 入口には沐浴場があった。風車を利用して水の流れを取りいれた庭園、自然を利用したトンネルなど、急な階段を上って最上階に昇り、広がる原野を眺めた。

岸壁の天女たち フレスコ画で豊満な美女が描かれている、十数人もいるだろうか。色鮮やかに残されていて観光の名所になっている。 頭髪を結い上げ髪飾りを付け、胸に宝石をあしらったネックレス、腕も貴石の腕輪で飾り指に蓮の花を持っている。この国は宝石の産地でもある。ウエストのくびれはなんともうらやましい。

宮殿の入口 ライオンの爪

眼下に見下ろす草原は、何事もなかったかのように広がっていた。