家族の絆

コルマール(フランス)

社会問題の多くが、家族という最小単位のありように深く係わっている。
 困難に遭遇した場合、家族の絆がよりつよくなる。たとえば、自然災害、病気、災難、介護等である。特に経済生活の根幹を脅かしかねない事態とあればなおのこと、社会的にも運命共同体として対処することを求められる。


 自分をさらけ出せる場所が家庭である。あるがままに振舞え、疲れた精神の癒しどころで、かつ、憂さ晴らしの愚痴を聞いてもらえる人がいる。条件は、しっかりした家族関係が築けていれば・・・。


「絆」という動物をつなぎ止めておく綱も古くなったらすり切れてしまう。補強糸を織り込んで編み直しの必要。編みなおし作業、これが意外と難しい。お互いに「テレ」と「甘え」「不満」がゴチャ混ぜになってきちんとした話し合いが出来ない。


家族だからこそ分かり合えることがある。以心伝心、伝わったら微妙な修正を繰り返すのである。