タチヒ諸島へ・・French Polynesia Aboard A Tell Ship

The Grate Tropical Escape
French Polynesia Aboard A Tell Ship

 また、あの単語のスペルが思い出せない、Expir・・??
こんなことが幾度も・・、まして正しい発音など・・なんど溜息をついたことだろう。
入国審査票を書くのにシニアグラスを取り出している。
確実に忍び寄る「加齢」を横目で見つめながら、また、ひとりで日本を脱出していた。
フランス領ポリネシアの「タヒチ」TAHITI Society Islandsを帆かけ船で巡る旅に出た。ロスから飛行機で首都パピーテだ、「ボンジュール」と花の首飾りで迎えられ、深夜近く乗船する桟橋までバスで移動した。


Tell Ship Star Flyer


この帆船の定員は170名、すべてがコンパクトでシンプルだ。

Cabinは2Fと3F、甲板は4Fになる、船内の設えは磨き抜かれた重厚な木造(woody)に統一してある。 レトロな雰囲気を醸し出していて、どこかに探検にでも出かけるような気分・・。

豪華客船と違って、ここにはエレベーターもエスカレーターもない。手すりをつかんで階段での移動になる。波が高く船が揺れるときはまっすぐに歩くのも容易でない。その奇妙な動作に、まるでdrunkkerと客同士が笑い合う。

ダイニングテーブルのコップや皿が横に滑るのを幾度か経験した。3F部分のメーンの多目的ホールがフル活動、避難訓練の集合場所であり、早朝のストレッチ会場になり、日中は コミニュケーションのBarに変身、翌日のExcursion(上陸ツアー)の説明会場の後は,ダンスホールに早変わりという具合だ。

170名の乗船客は37カ国からになり、船内の毎日の予定表はEnglish とFrenchとGermanの3ヶ国語で記されている。次に停泊する島の説明会も時間差で説明された。
Society Islands TAHITI
この帆船は、通常はエンジンと数張の帆で走るが、総張りでは20枚になる。

濯機の中にいるようだ。
タヒチとその島々は、南太平洋に広がる118の島々から構成されており、類い希な自然の美しさと、そこに住む人々の温かさ、世界中から究極のバカンスを求める人々が集まってくる常夏の楽園と宣伝されている。

 確かにどこまでも広がる抜けるような青い空。緑濃くそびえ立つ印象的な山々。クリスタルのように透きとおったブルーラグーン

 香り高い南国の花々。あかね色にもえる落日。満天の星。旅人が癒されるに十分である。タヒチの人々の温かさに随所で触れることができた。

海面が全く違う2色に分かれている。サンゴ焦の浅い海はエメラルド、スカイブルー、急に水深が深くなっているところがネイビーブルーに絵具で染めあげたように別の色彩になっている。
カメラに残せたのはこれらのほんの一部分でしかない。

資料によると、ポリネシア人は、東南アジアから渡来した海洋民族がそのルーツをだとされ、紀元前10世紀頃から移住の船旅を開始し、紀元後5世紀から10世紀にかけて、サモアからマルケサス諸島やソシエテ諸島へ、更に遠くハワイ・ニュージーランド・イースター島へと移住の航海を続けていった民族だとされている。

タヒチはハワイと同じポリネシア文化圏にあるが、タヒチには高層ホテルや大きな都市はない。ほとんどの地域でヤシの木より高い施設を建てられない規則がある。
タヒチアン・スタイルのストロー屋根の「バンガロー」がホテルであり、ひっそりと静かな時間を過ごすのに向いている。ボラボラ島に見られる浅く美しいラグーンに建つ「水上バンガロー」もタヒチ独特の雰囲気を醸し出している。
カヤックとシュノーケルに挑戦
カヤックは2度目だがビギナーに違いない、指導者が付いてくれるのかと思ったら、なんと、ライフジャケットを着せられ、片言の英語でオールの持ち方を教えられ、1人用のカヤックに乗せられて海と川の中に押し出されてしまった。

この上は一人でなんとかしなければならない。他のメンバーの漕ぎ方を真似てカヤックを進めた。最初はバランスがとれず右の方にばかり、次には左ばかりに進む、スクロールを繰り返し悪戦苦闘の末に、どうにかまっすぐに漕げるようになった。ようやく前をすすむガイドとメンバーに追いついた。フランス語の若いガイドがにっこり笑ってOK サインをだした。夢中で漕いでいたのだろう。肩が凝り、右手の親指と人差し指の間が赤くなっていた。

ある日ロビンソンクルーソー島」というツアーで、シュノーケルにトライした。
だれも住まない小さな島だ。シュノーケルの道具を顔につけてもらい使い方を教えてもらった。サンゴ礁の岩場を対岸までみんなと並んで歩いた。

そこで、海に入り岸まで泳ぎつかねばならないらしい。最初は教えてもらったように海の中の美しい珊瑚を見ることができた。浅いところだったので安心して泳いでいたが、急に深くなり足の届きそうなサンゴ礁を見つけて立とうとするが足の方の流れが速い、口から空気を吸ったり吐いたりするのだが、私の装着したのは欧米用?で大きいのか、完全に口に収まらない。海水を飲んでしまった。苦しくなり背泳ぎで岸に泳ぎ着いた次第。塩水でヒリヒリする喉を甘いトロピカルフルーツで治した。訊くと午前と午後で海流の方向が変わるのだという。
この美観をいつまで保てるのであろう。
南太平洋に静かに浮かぶこれらの島々はGlobal Warming(地球温暖化) でどのような影響をうけてゆくのだろうか?大気や海水の温度の上昇は、地表や水系内の生態系を変える。


極地の氷の溶解による海水面の上昇は海岸線の浸食を引き起こすと予想される。この島々のサンゴ礁のみならず、すべての生物や植物にも少なからぬ影響が及ぶのでは・・・。
大海原に沈む夕日が美しい。


名産の乾燥バニラ        
大きな鰻